薬物療法について

薬物療法には、抗がん剤・ホルモン療法・ハーセプチンなどがあります。

抗がん剤 がん細胞に直接働くため、ほとんど全ての乳がんに適応となります。
ホルモン療法 がん細胞の核に存在するホルモン受容体を治療の標的としています。ホルモン受容体が存在するタイプのがんが治療の適応となります。
ハーセプチン がん細胞の膜に存在するHER2タンパクを治療の標的としています。HER2タンパクが多数みられるタイプのがんが治療の適応となります。
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薬物療法の標的

薬物療法を行う際には、まずはホルモン受容体やHER2タンパクといった標的の有無をよく見極める必要があります。

これらは、針生検や手術標本を用いた病理組織検査で判定することが出来ます。

その上で、どの薬物療法が選択枝として挙げられるかを検討します。

各々の治療を単独で受ける方もいれば、組み合わせて受けられる方もいます。

したがって、同じ乳がんと言っても、さまざまな治療の組み合わせが存在することになります。

 

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