こちらのサイトは「庵主-あんじゅ-anju -」、小さな庵。
フランス語では天使という意味です。
乳ガンの方の「天使」になりたいと願いを込めて、
「あんじゅ」と名付けました。
マンモグラフィ検査
マンモグラフィは早期の乳がんも発見できる乳房専用のX線撮影
マンモグラフィは、乳房のX線撮影のことです。
乳房はやわかい組織でできているため、専用のX線撮影装置を使用します。
乳がんをはじめ乳房にできる病気をほとんど見つけることができ、しこりとして触れないごく早期の乳がんも発見できます。
撮影にかかる時間は20分程度
通常の検査では、立体的な乳房全体が撮影フィルムの中にも写しだせるように、一方の乳房につき2方向の撮影を行ないます。
撮影は更衣から撮影終了フィルム確認まで含めて約15分から20分程度です。
早期乳がんのサインの石灰化や腫瘍などを写し出します
マンモグラフィは、乳がんの初期症状の1つである石灰化や腫瘍などを発見できます。
特に、早期乳がんの唯一のサインである、ごく小さな石のような石灰化を鮮明に写し出せるのが大きな特徴です。
マンモグラフィは乳腺の全体像を写し出すので、左右を比較して診ることができます。また、過去のフィルムと比較することによって、組織の微妙な変化をとらえることができます。
放射線の害より、早期発見のメリットの方がはるかに大きい
マンモグラフィはX線検査なので、放射線被曝がありますが、乳房だけの部分的なもので、骨髄などへの影響はなく、白血病などの発生の危険はありません。
1回の画像の撮影で受ける放射線の量は、東京からニューヨークへ飛行機で行くときに浴びる自然放射線(宇宙線)とほぼ同じ量。
マンモグラフィ撮影による危険性はほとんどないと思っていいでしょう。
それより、撮影によって早期乳がんが発見できることのメリットの方がはるかに大きいのです。
ただし、妊娠中もしくは妊娠が疑われる人は胎児への影響を考え、避けた方がいいでしょう。